模型などなど趣味のブログ

模型好きなおじいさんが気ままに書くブログです!

1/200 レベル バケットホイール エクスカベーター

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以前から欲しかった1/200 レベル バケットホイール エクスカベーターが再販されました。先回は全世界1500個くらいの限定販売だったので結構なプレミアム価格がついていて、フリマサイトでは5万以上の価格がつけられています。

この重機はNHK「ウルトラ重機」でも取り上げられた世界的?人気を持つ重機です。1/200ならZゲージのオアカーでも並べて露天掘り石炭鉱山のジオラマでも・・と思うところですが、残念ながらこの重機は石炭鉱脈の上に堆積している土を掘っているだけで石炭は掘っていません!しかも掘った土はベルトコンベアーで採掘済の穴の埋め戻し場所まで送られるということです。鉄道模型にも色々なジャンルがあって、トロッコ趣味までありますが、ベルトコンベアーやってます、というモデラーにはまだ会ったことはありませんが、その方ならかなり嬉しいのではないでしょうか?

模型はパーツは多いのですがモールドは冴えません。

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また、この手のキットは手すりが多いのですが1/200のプラ製手すりは結構太くて実感を削がれます。

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ここらあたりを軍艦用のエッチングに取り替えるとかなり良くなりそうではありますね。

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色差し用の絵具もついています。

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この手のパーツがぎっしり入っています。

ガチガチのマニア層相手ではなく、普通の大人が、たまには子ともの頃を思い出してプラモデルでも作ってみるか!といった心の余裕が有る人向けのプラモデルのようですね。

 

Unitedの機関車は造りが凝っている!

先回もunitedの機関車の造りが凝っていると書きましたが、今日もそのお話!

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これはクライマックスです!クライマックスは普通の機関車の走行装置が斜めになっているような仕組みです。普通の機関車なら動輪だけを駆動して走り装置は回っているだけですが、このクライマックスは違います!

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走り装置が直接動輪にかかっていないので何と両方ともにギア駆動です!

バックマンのクライマックスも結構ベベルギアギアを多用していますがプラギアなので結構割れちゃって動かない場合が多いのではないでしょうか。

バックマンのサイトをみるとクライマックスはまだ販売されているのでスペアパーツも大丈夫のようですがかなり前に販売終了となったSHAYは走行パーツがもうないようですね。どうするんでしょうか?

バックマンのクライマックスは一部プラスチッキーなところが目につきますがなかなかよい

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製品ですね。

Unitedのミシカル

ミシカルと言っても本当は他にも機関車があるのですが、日本でミシカルといえば2号機ですね。ヤードスイッチャーとして1930年代に改造されたスタイルです。現存する最古の2ートラックシェイらしいです。

図面がケムトロンから発売されていて、以前eBayに出品されていました。この画像だけで十分ですね!

https://www.worthpoint.com/worthopedia/kemtron-on3-mich-cal-plan-book-1832718588

さて模型でですがUnitedからも発売されていて大変評判のいい製品です。

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結構凝ったキャブインテリアがつけられています。

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駆動方式はUnited は意地でも後台車駆動にはしたくないのか水タンクに入れたモーターからまず下に落としフレームの下を通っていつものシリンダーの隙間からドライブシャフトを駆動しています。

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Unitedの機関車は凝った作りが多いですね。さすがプラの製品とは違います。
さて、先々回にご紹介した乗エ社の同じミシカル2号機と比べてみましょう!

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もう全くの別物!United 製はSスケールかと思ってしまいます!

Unitedと同じくらい精密に乗エ社製ができていたらよかったですね!

1/200 titanic

1/200 トランペッター製タイタニック を購入しました。

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何でもプラモとしては最大の箱に入っているようです!模型は全長1.3mほどになりますから結構な大きさです。

本当はFineArt製のタイタニックが欲しいのですが、到底こちらは購入できません。今は中古で1/192で$15,000で販売されていますが展示ケース付きのこの商品の輸送費は10万はかかるでしょうから200万ほどは必要です!でも憧れの商品の一つです。

Welcome to Fine Art Models

からみてください。このメーカのものは一つだけ持っていますがガラスケースの作りがステンドグラス風になっていたり、色々凝った作りです。

しかし、これだけ高価な模型でも船体などはレジン製‥。博物館などにあるような真鍮打ち出しの製品は今は特注で1千万超になっちゃうんでしょうね。

庶民には到底買えないのでプラモデルで我慢することにします。

このプラモ、最初発売されていたときは日本では4万5千円ほどしました。ところが先日アマゾンで見たら5万ほど‥。高〜いと思っていたら知らない間に3万前半になっていました。まだ在庫がいくつかあったのでのんびりしていたらすぐに最後の1つに‥。慌てて注文しました。

これは中国製のプラモで、今の状況じゃ2度と買えなくなる可能性もありますね。

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船体一面にリベットが打たれているわけではありませんが結構いい感じです。感心するのが中国は日本より金型が安いのでスライド型が多用されている点です。

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ビニールの中で分かりにくいのですが、煙突は一体整型、スライド型で全周に潰れずにリベットが打たれています。また、壊れやすいランナーには保護シートが巻きつけられています。

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エッチングパーツも多く入れられています・あとは木製甲板が大方満足できる模型になりそうですね。

このkitにはLEDライティングセットが入っています。なかなか良いところをついてはいるもののデッキ上にLEDをそのままつけたり、テープ状のLEDが見えるところに貼り付けるようになっていたり外観と引換になっています。ここらへんはもう少し考えて欲しいですね。

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外のカートンケースにはYAKOHAMAとの記載が‥。実は日本か中国にこんな地名があるのでしょうか???

乗エ社のシェイ part2

結局トーマの車輪用のベベルギアの厚みを削って車輪に貼り付けました。

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結構硬い素材なので削るのが大変です。私はダイアモンドやすりを使いましたが大量の粉が出て大変です!

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組み立てるとこんな感じ、みようと思わなければ見えませんがないのとでは結構違いますね。

シャフトでの駆動は諦めましたトーマの台車を使えば可能ですが、他の工作をした方が楽しそうです。誰か車体中央のギアボックスへの動力を切って外側のドライブシャフトでの駆動を目指してください!

乗エ社のシェイ

昔から乗工社なのか乗エ社なのかで悩んでいます。アルファベットではジョウエになっているので工ではなくエ何でしょうけど、大半の方が工と書いておられるようで‥。

乗エ社のシェイは同じ足回りでいくつものバリエーションがありますね。

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これは有名なミシカルで、Tボイラーを再現しています。

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走行装置は縦においたモータから前後のギアボックスプロペラシャフトで送りシリンダーへも台車外のドライブシャフト駆動用に動力を送っています。こちらのパワートレインは完全なダミーでそれらしく回っているだけですがこれがあるだけでユニバーサルジョイントがグリグリ回っていい感じではありますが、シェイモデルの基本であるベベルギアがどこにもありません!これでは偽物と言われかねません!

そこに大きな救世主が

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トーマモデルワークスの3Dプリンタモデル、13-ton Shay用の分売パーツ後台車です。

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パーツはこれだけ!このシェイは一体化動力ユニットで走り、基本的には台車外のドライブシャフト類はダミーのようですが、ギアでの駆動にもチャレンジできるような設定です。もちろん動力は車輪側からの動力をベベルギアを通してドライブシャフトを駆動する方法になります。車輪のギアは接着時で貼り付けます。乗エ社のシェイの車輪にももちろんベベルギアがありませんので、これを貼り付けるだけでかなりのグレードアップが期待できますね。ただ、乗エ社のシェイはドライブシャフトがモーターからのギアで駆動されているのでドライブシャフトにもギアをつけると速度がシンクロしていればいいのですがしていないと走行に影響が出そうです。ここらあたりをちょっと検証していきたいですね。

トーマのshay説明書はこちらから

http://tomamw.c.ooco.jp/instructions/1001.pdf

David M . Hoffman 製 Climax

その昔David M Hoffmanというメーカがありました、ロストワックスを多用したナローを中心とした精密キットを発売していました。今回はその中の一つのClimax です。

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これは半完成品として売られていてモーター関連と少々のディテールパーツを取り付ければ完成します。

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キャブ内はほとんどがモーターですね。エンドビーム、軸受け、ウォータータンクはロスト製です。

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パーツは結構精密で何の不満もありません!

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説明書の大半は文字!昔のアメリカのキットは文字だらけだったですね!

このキットは素地だけでキャブの外回りの板張りなどは自分で勝手に作ってくれというキットです。

説明書によればこの時代、実物もClimax社には設計図がなく1台1台カスタムビルドで作られていたことや、塗料は鉄部は黒、木部はオキサイドレッドが塗られていた事など色々有益な事が書いてありました。小出しにみなさんにも情報をお伝えしていきます。

簡単なキットなので作り始めたらすぐに終わりそうです。もったいないのでゆっくりといきたいですね。完成したらDavid M . Hoffmanのログカーを牽引させてみたいです。

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いい感じの製品ですが入手が今は難しいのが難点ですね。