模型などなど趣味のブログ

模型好きなおじいさんが気ままに書くブログです!

MDCのshay

 

 

keystoneのシェイはもともとスタイックな模型でしたが、こちらは動力付きです。今でこそプラやダイキャスト製模型がたくさん入手できますが、以前は高価なブラスばかりでshayはなかなか購入できませんでした。また、1車種あたりの製造数も多くて200くらい(今はブラスは20〜50です)でモデラーの数も多くて入手難でした。そこで販売されだしたのがMDCモデルダイキャスティングのshayです。ラウンドハウス プロダクツはMDCのブランド名でした。

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構造はダイキャストのボイラー、フレームにプラのキャブ、ディテールパーツをつけていく一般的な構造ですが、残念ながらギアボックス方式で、私的にはここでshayの模型としては失格ですがさらにそのギアボックスに軸受等まったくないワイルド仕様なのです。アメリカ人は価格志向なので、とりあえず安く発売してアフターパーツで好きにやってちょ!という方式かもしれません。

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左の写真は右がバックマンの台車、左がMDCです。ベベルギアで駆動されて台車の向こうが透けて見えるのがshayの基本ですね。右の写真は車輪のベベルですが、左からブラス用、MDC、バックマンです。バックマンは強度を気にしてかギアがとても小さいですね。MDCはブラス用のギアが金属製なのをポリにしたような仕様です。

MDCはアメリカではまだまだ結構人気があってMDC用木製キャブとかが販売されています。

ディテールアップキットとしてカルスケールのジェネレーターやコンプレッサーをセットにしたものも発売されていましたが、キットは単式コンプレッサーが並列のスタイルでちょっとクラッシックに仕上がるのに対してディテールアップキットは複式コンプレッサーで少しがっくりです。

いつか完成させる熱意が湧き上がる日は来るのかな〜と疑問ですが、それより先にパトラッシュが苦しみのない世界へ連れて行ってくれるのかもしれません。