模型などなど趣味のブログ

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クライマックス

 

ClimaxのOld timerです。

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1976年中村精密製12トンclimax A です。インポーターはNWSLです。バーチカルボイラーの結構初期のクライマックスです。

フラットカーにボイラーとシリンダー、水タンクを乗せただけの機関車のようですね。

日本では1972年に同じ中村精密がTボイラーの15トンclimaxを製作し流通しているのでそちらの方が有名かもしれません。15トンタイプはモーターが縦にボイラー内に入れられて直接ウオームギアが床を突き抜け後台車のみを駆動する方式でした。モーターはスイス製の高級品がついていましたが4年後のこちらの製品はタンク内の棒モーターからたくさんのギアを使って減速して前後の台車を駆動しています。

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タンクも丸タイプと四角タイプがあるようです。

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こんな感じに屋根も取り外すことのできる結構楽しい模型です。

climaxのold timerといえばMDC=roundhouseのプラ製が思い出されます。私もいつかものにしたいとは思っていましたが写真で見る限り結構大味な感じで手を出さずにきました。最近MDCのbattle mountain シリーズの3 in 1シリーズのクライマックスを購入したら、模型はやはり・・・ですが説明書がなかなか良くて感動しました。

gearedsteam.blogspot.com

ここで見る事ができます。MDCのclimaxはスタンダートサイズなのでHOn3に改造する方法などに混じり一体整形のキャブを切り開いてTボイラーにする改造案が載っていて面白いです。

climaxの模型は一体整形が過ぎてフラットカーなりの立体感が少ないのですが、このセットにはフラットカーが入っていました!

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右のキャブだけを生かして生かして下回りを立体感重視で取り換えるか、stake holderを切り取って元のキットに貼るか悩むところですね。走行装置は今は安いパワーパックが入手しやすいので簡単です。しかしやっぱり大きいのでHOn3のフラットカーキットに、ドンキーエンジンのボイラーでも乗せたらどうかともおもいます。

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シリンダブロックは自動車プラモデルのエンジンでも加工すればよく似た物は簡単にできそうですね。

MDCは結構いい加減なメーカーで、タンカーや貨車のフレームをログカーにしたり笑っちゃいますが、企画とかはとても面白いですね!