模型などなど趣味のブログ

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ハンダコテ ハッコー FX888D-01SV

私はホワイトメタルキットやブラス製品の修理には大抵ハッコー FX888D-01SVを使っています。以前にもアメリカやイギリスのキットはホワイトメタルが多いことを記事にしましたが、そんなキットを組み立てるには低温ハンダが一番いいです。低温ハンダはさかつうさんで売っている融点90度のものを使用していますが、問題は相手のホワイトメタルが何度で溶けるかですね。ホワイトメタルは会社ごとにやや違う配合なので、作るキットごとに融点を把握しておいたほうが安全です、そんなとき役に立つのがデジタルハンダゴテです。

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私が使っているのは写真のハッコーハッコー FX888D-01SVです。これはいいですね。失敗が少なくなります。また、ブラス製品の修理にも便利です。未塗装のものなら製作用の100wくらいのハンダゴテでやっちゃえばいいのですが塗装済みの機関車の部品が取れた・・なんて場合は困ってしまいます。そんな場合には取れたハンダ面にフラックスを筆塗りしてちょっと温度を高めにしたハンダゴテで低温ハンダを流し込んでやると上手くいきます。元のハンダまで溶けてしまうと厄介ですので相手の熱容量にもよりますが200度くらいでサッサッと流し込むといいですね。もちろん低温ハンダは粘りがありませんので可動部など力がかかるところには不向きですが、ただ付いているだけの部品なら全く問題ありません。欠点としてはコテとステーションのケーブルが硬いので右利きの方はステーションを結構右に離して使わないとケーブルが邪魔です。上から吊る方法もありますが使うときだけ引っ掛けられるフックでも自作するといいかもしれませんね。

交換用の先端チップも色々なメーカー(中国製が多いです)出ています。使ったことはありませんが・・

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