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ウッディージョー 首里城 1/150

今日はウッディージョーの1/150首里城を購入してみました。一昨年までもう15年以上毎年のように首里城へ行っていたので思い入れの高い建物です。以前は平凡社ペーパークラフトが定価3800円ほどで販売されて首里城の火災まではせいぜい4800円ほどでオークションなどで売られていましたが、火災の後はとんでもない高価格で販売されていました。このウッディージョーの製品はちゃんとした木の模型なのに10数年まえの中古のペーパー模型より安く買えるという素晴らしい製品ですね。

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 結構力の入った製品で、新聞等でのパブリシティーも獲得した話題の製品です。組み立て説明書もカラーです。

私はアメリカのストラクチャーのキットを買うことが多いですが見た目作りやすそうな印象です。一番感心したのはパーツごとに小袋に入っていること。アメリカのキットの大半はざっくりと詰められていて個別包装もホワイトメタルパーツのようなもの以外はされていません。その代わりレーザーカットされた板は皆同じ大きさに揃えられて箱の中での落ち着きはいいですね。イマイの時代から帆船のパーツが個別包装されたのを思い出しました。

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 ちょっとだけ気になるのが屋根です。焼けた首里城は赤瓦で有名でしたが、キットでは瓦は一枚一枚が表現されずスクライブドウッドで半円だけが表現されています。確かに寺社の美しさは甍という総体で瓦の山になった部分が続いているのは美しいのですが、スケールモデラーとしては少し何とかしたくなりますね。ウッディジョー の製品はあくまで木の模型と思った方がいいかもしれません。以前発売されていたディアゴスティーニ安土城は瓦はモールド付きのゴムで難しい屋根のカーブを結構上手にクリアしていました。そのうちアフターパーツとしてレジン製瓦が発売されるかもしれませんね。

 

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左のソフトメタル製龍は屋根につくもの、隣の小さい棒は有名な龍柱です。屋根に乗る龍がいかに大きいかがわかりますね。

戦前は屋根は黒瓦だったそうですし、明治時代は荒れ果てていたそうです。現役仕様が好きな私はどう作ろうか思案中です。

 私は模型材料の大半はジョーシンで買っています。特に塗料関連は一番便利ですね。

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1/150 首里城 ウッディジョー
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